東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で13年です。
「震災関連死」を含めた死者と行方不明者は、あわせて2万2222人にのぼります。
被災地では道路や防潮堤といったハード面の整備がおおむね完了した一方で、
被災者の心のケアなど国によるソフト面の支援が継続しています。
住民の高齢化や人口の流出が進む中、長期的な視点で被災者の暮らしをどう支えていくのかが引き続き大きな
課題となっています。
東日本大震災の発生から2024年3月11日で13年。発生当時の写真と2018年までの変化になります。
東日本大震災、あの頃と今:日本経済新聞 (nikkei.com)https://vdata.nikkei.com/prj2/shinsai2018-photo/
2011年東北地方太平洋沖地震の津波被害
(気象庁現地調査写真より)
地震はいつくるか分かりません!!
今後、いつ地震がきてもおかしくありません!
津波について知る必要があります。
- 沿岸に近づき水深が浅くなるにつれ、急激に高くなります。
- 津波の伝播速度は非常に速く、見てから逃げるのでは間に合いません。
- 周辺の地形により反射や屈折を経て繰り返し襲ってきます。後から来る津波の方が高くなることもあります。
- 津波の力は非常に強く、高さが50cm 程度の津波であっても立っていられず、流されてしまいます。
- 津波は「引き」から始まるとは限りません。“潮が引いたら逃げればよい” というのは大きな間違いです。
- 沿岸の地形の影響などにより、局所的に高くなることもあります。
- 潮位変化が始まってから最大波が観測されるまで数時間以上かかることもあります。
津波警報・注意報を見聞きしたり、海辺で強い揺れを感じたり、長くゆっくりした揺れを感じたりしたら、
海辺から離れ、より高い安全な場所へ避難しましょう。
- 解除まで気を付けて
津波は繰り返し襲ってきます。津波到達後も津波警報・注意報が解除されるまで気を緩めず、避難を続けてください。津波警報が出ている間は、絶対に戻ってはいけません。 - 注意報でも海中は危険
津波注意報が出ているところでは、海水浴や磯釣りは危険です。ただちに海から上がって、海岸から離れてください。 - 正しい情報を入手
テレビやラジオ、広報車、防災行政無線などを通じて正確な情報を入手しましょう。
津波警報等の発表を知るには
- 携帯電話やスマートフォンでの大津波警報・津波警報の受信
携帯電話事業者により、緊急速報メールでの大津波警報・津波警報の配信が行われています。
携帯電話各社のホームページでは、受信対応機種及び受信するための設定などの詳細についてご案内していますので、ご確認下さい。
【配信イメージ】
携帯電話各社の津波警報の配信に関するホームページ(部外サイトへのリンク) - NTT ドコモ(緊急速報「エリアメール」)
- au(津波警報)
- ソフトバンク(津波警報)
- ワイモバイル(津波警報)
- 楽天モバイル(緊急速報メール)
地震はいつ来るか分かりません。
いつ来ても焦らず行動ができるように、以上の情報をご参考ください。
地震が起きた際の避難場所や対策については過去の記載ページをご参考ください。
参考URL
気象庁 | 津波から身を守るために (jma.go.jp)https://www.data.jma.go.jp/eqev/data/tsunami_bosai/index.html