地震への備えについて

地震や台風をはじめ自然災害は、いつ、どこで、どのようなタイミングで起きてもおかしくありません。

備えが命を守ることにつながるので、今回は備えグッズ等について掲載していきます。

大地震発生時には、どのようなことが起こるのでしょうか?

首都直下地震や南海トラフ地震が想定される中、地震は予測が難しく、突然起きる災害です。地震が起きると身の回りでは『落ちる・飛ぶ・動く・倒れる・割れる』という5つの事象が起きます。

1.自分の身の安全を第一優先に確保する

実際に何の準備もないままに大地震の揺れが起きた場合は、自分でも動きを制御することができません。

大切なことは、普段から危ない場所を作らずに工夫しながら生活することです。

物が落ちないように滑り止めを敷いたり、普段過ごす場所に家具が倒れてこないように家具を配置したり固定したり、

ガラスが飛び散らないように飛散防止シートを貼ったりすることで、家庭内の危ない場所は激減します。

また、地震のときは『頭を守る』と言われてきましたが、頭だけでなく、大切な血管や神経などが通っている首も手で覆い、守ることが大事です。

日頃から落ち着いて判断できる環境を作り、落ち着ける心を備えましょう。自らの命を守れない環境・心では、大切なものを守ることはできません。

2.周囲の状況を情報収集する

大きな揺れが収まったあと、次にすることは、周囲の状況確認です。

津波や火災など、命の危険が迫っている場合にはすぐに避難しなければなりません。

建物内で火災が発生した場合は初期消火を行うことが必要となります。

建物の外に出るべきか否かも、状況によって変わってきます。

近年はさまざまな地震対策や備えが施されたオフィスビルなどでは帰宅困難者対策として、帰らないことを選択し、

建物の中で過ごすことが推奨されています。

このため、家族やパートナーと予め避難場所を決めている場合でも、安全に落ち合う方法を再度検討することが必要となります。

無理をして大勢の人が家に帰ろうと移動すると、余震時に被害に遭ったり、群衆雪崩のような二次災害を引き起こしたりすることも。

人が多く向かっているからと根拠のないまま先に進むのはとても危険です。

帰宅困難者に対する民間の一時滞在施設などの支援も整備されつつあります。

日常から防災に対するアンテナを立て、さまざまな取り組みを知っておきましょう。

非常持ち出し袋には、最低これだけは必要です。

印かん、現金、救急箱、貯金通帳、懐中電灯、ライター、缶切り、ロウソク、ナイフ、衣類、手袋、ほ乳びん、インスタントラーメン、毛布、ラジオ、食品、ヘルメット、防災ずきん、電池、水

家族やパートナーと連絡を取るために備えておきたいこと

実際に被災した方たちの多くが経験されているのが、本来であれば近しい家族の安否情報や暮らすための情報が何よりも欲しい中、

遠方にいる人たちからの安否確認の連絡により、携帯電話のバッテリーが消耗して困ったということです。

省エネで自分の安否情報を発信し、自分自身も相手の発信を受け取る術を準備しておきましょう。

・災害伝言ダイヤル(171)と災害伝言板(web171)を使えるようにする

災害伝言ダイヤルは災害の発生により被災地への通信が増加した場合に開設される声や文字の伝言板です。

毎月1日と15日、防災週間・正月三が日・防災とボランティア週間などに体験ができる利用日があります。

災害時に初めて使うのではなく、本当に必要なときに使えるよう、連絡を取りたい相手と連絡を取り合う

電話番号を共有し、発信と受信どちらも体験しておきましょう。

・各SNSの災害時の伝言板を活用する

FacebookやLINEでは災害時に開設されるツールを用意しています。

自分は災害時にどのSNSを使って情報を出すのか、事前に家族やパートナーと話し合っておくことが大切です。

一度に複数の人に安否情報を発信できるので、通信の負担が軽減します。

・避難場所や落ち合う場所を決めておく

住まいの近くの避難所など、どこで家族やパートナーと落ち合うのか、あらかじめ相談しておきましょう。

地図で確認しても、たくさんの人が集まる避難所で探すことが難しいことも。

実際に家から避難場所まで歩いて行って避難経路を確認するとともに、避難所内の具体的なスポットを決め、

待ち合わせる時間帯に実際の場所を確認しながら行っておくとすれ違いの心配が減るでしょう。

地震のみならず、台風や自然災害のリスクが非常に高まっています。

普段の生活から行う、”備え”、”準備”がいざというときの命を守ることにつながります。

自然災害時の備えについて下記リンクを参考にしてみてください。

地震・台風・豪雨……もし被災したらどうなる? どう行動すればいい? | @Living アットリビング (at-living.press)

https://at-living.press/life/34366/

地震 いま、備えよう ~命を守るための動画シリーズ~ | NHK

https://www.nhk.or.jp/shutoken/shutobo/protect-life/index.html

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