あれだけ暑かった夏が終わり、すっかり過ごしやすい季節になってきました。
秋と言えば味覚の秋ですが、それと一緒にお酒も飲みたくなります。
ついつい飲みすぎて、飲んでいる途中で気分が悪くなったり、二日酔いに悩まされることのないよう、
アルコールと上手に付き合いましょう。
本日はアルコールについてまとめてみました。
・アルコール飲み方チェック
- アルコールを毎日飲む
- アルコールを飲む時は、おつまみはいらない
- 寝つけない時はアルコールが一番だと思う
- ストレス解消の手段にアルコールは最適である
- 肝機能検査で注意を受けたことがある
以上の項目チェックが多いほど注意が必要です!!!
・アルコールの代謝経路
口からはいったアルコールは、胃で20%、腸で80%吸収されます。 |
吸収されたアルコールは、肝臓でアルコール脱水素酵素(ADH)の働きによりアセトアルデヒドに分解されます。これが酔った時に現われる不快な症状の原因となります。 |
さらにアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の働きで酸化され、酢酸に変わります。 |
酢酸は、全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解され、最後には体の外に出ていきます |
アルコールはそれ自体が高カロリーなうえ、食欲増進効果があり、理性もゆるみ、食べ過ぎになりがちです。
一般に肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれるのは、機能が低下しても痛みがなく、ひたすら働いてくれるからです。
アルコールを飲んで頭が痛い、気持ちが悪いといった症状が現われたり、
二日酔いで次の日まで悪影響を及ぼすようなら、きっと肝臓も悲鳴をあげているでしょう。
・上手な飲み方とは・・・
お酒の量
1日の摂取目安量はビール大瓶1本、日本酒1合、ウイスキーダブル1杯程度です。
おつまみの選び方
アルコールは胃で20%、腸で80%吸収されます。空腹時では吸収されるスピードが速く、酔いがまわるのも早くなります。
- 肝機能を高める栄養素・・・良質のたんぱく質
- アセトアルデヒドの代謝を助ける栄養素・・・ビタミンB1、ビタミンC、タウリン、システイン
例)ほうれん草ごま和え、いか・たこ刺身
アルコールが抜けるまでの時間や飲酒運転について損保ジャパンからでてるマンスリーレポートをご参照ください。
下記サイトに、二日酔いに効く食べ物や飲み物レシピが掲載されています。ご参考ください!
⇩ ⇩ ⇩ ⇩
① 二日酔いに効く食べ物・飲み物とは?予防・解消のためのレシピもご紹介|マナトピ (u-can.co.jp)https://macaro-ni.jp/15899
② つらい二日酔いに効く食べ物・飲み物|コンビニで買えるおすすめ食品も – macaroni (macaro-ni.jp)https://macaro-ni.jp/15899
飲酒運転にもご注意を!!
飲酒運転は絶対にしてはいけません。知っておいていただきたい3つのポイントをご紹介いたします。
ポイント①
飲酒あり交通事故件数の約5分の1は酒気帯び運転の基準値以下で発生
警察庁の統計によると、飲酒あり交通事故の21%は、酒気帯び運転の基準値に満たない呼気中アルコール濃度で発生しています。
お酒を飲んだらハンドルは握らないことが大切です。
警察庁資料(平成30年)より
ポイント②
飲酒運転は関わったすべての人が罰せられる酒気帯び運転・酒酔い運転で
罰せられるのは運転手だけではありません。
- 全日本交通安全協会資料より
ポイント③
仲間と飲酒するときは、ハンドルキーパーを!どんな事情があっても、
飲酒運転は絶対にやってはいけません。
以上の項目を踏まえてこれからもお酒とのイイ関係を深めていきましょう~。
参考URL
お酒の飲み方 -クスリになる食材あれこれ- │ 生活習慣病を予防する 特定非営利活動法人 日本成人病予防協会 (japa.org)