大規模な災害が起こる度に防災への備えが呼びかけられます。
キャンプで使用する「テント」や「クーラーボックス」「ランタン」「コンロ(バーナー)」「寝袋」などなど、防災の備えとしても役立つグッズとなっております。
いつ起こるともわからない自然災害。電気やガスなどが急に使えなくなってしまった時、防災の備えとして必要な用品や簡単に作れる方法など、豆知識を交えながらご紹介したいと思います。
断たれてしまったライフラインの問題だけでなく、避難所などでの生活が長引くほどプライベートが保てず大きなストレスに。
今回は、想定される災害時の代表的シーンで役立つ用品をまとめてみました。
災害時に役立つ用品①
ランタン
災害時に使い勝手が良いライトは、明るく長持ちするという点でやはりLED。電池さえ備えておけば、特別な燃料も必要もありません。
懐中電灯とランタンの機能を併せ持つものや、暗い中を出歩く際に役立つ分割式、両手を使えるヘッドランプなどが便利です。
懐中電灯は水を入れたペットボトルを使えばルームライトに!
災害が発生すると、停電になることが多いです。
一般的に懐中電灯を備蓄している家庭は多いと思いますが、懐中電灯だけでは部屋全体を明るくするのは難しいことが多いでしょう。
スポット的に照らすことはできても、照明感覚で使用することはできません。
しかし、水を入れたペットボトルと組み合わせることで、ルームライトにように使うことができます。
懐中電灯を上向きに置き、その上に水の入ったペットボトルを置くだけです。
ペットボトル内で水が光を反射し、部屋全体を明るく照らしてくれます。ランタンの代わりになるので、覚えておくと便利です。
災害時に役立つ用品②
ラップ
避難生活において、水の確保が特に重要となります。そんな状況では、ラップの使い方が水の節約に大きく影響します。例えば、以下のような工夫をすれば、洗い物を減らして水の節約を図れます。
- 食器の上にラップを敷いてから食品を乗せる
- しゃもじなどの取り分けの道具をラップで覆う
- スプーンや箸にラップを巻く
紙コップや紙皿を利用する方法もありますが、避難所ではゴミの処理ができず問題になることがあります。その点、ラップを積極的に活用すればゴミを減らし、衛生環境の維持にもつながります。
災害時に役立つ用品③
新聞紙、ビニール袋
食器不足に悩んだときには、新聞紙とビニール袋を組み合わせて活用しましょう。たとえば、新聞紙をコップの形に折り、清潔なビニール袋をかぶせればコップとして使えます。ビニール袋のおかげで新聞紙が濡れて穴があくことがありません。
食事の際にも、新聞紙を箱型に折ってビニール袋をかぶせれば、簡単にお皿代わりになります。
「地震の際に食器が落ちて全て割れてしまった」「食器を洗うための水が少ない」などのシーンで便利です。
災害時に役立つ!新聞紙で作る防災グッズ
参考チャンネル:阿波座銀行公式チャンネル
災害時に役立つロープの結び方
参考youtubeチャンネル:himejicitych
参考Youtubeチャンネル:カインズ公式チャンネル
~まとめ~
外で衣食住を楽しむアウトドアの知識と経験は、娯楽ではなくそれを余儀なくされる緊急時にも役立ちます。
より危機意識を高めるために、自治体主催の「防災キャンプ」に参加してみるのも良いかもしれません。
参考URL:
防災の豆知識!知っておくと役立つ20の知識 | あそび防災プロジェクト (asobi-bosai.com)
緊急事態は突然やってくる!必ず役立つ防災のマメ知識 | 連載 | コラム – くらしメイド | DCM (dcm-hc.co.jp)